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| 表紙裏 |
花子ちゃんに 贈る
世界でたった一冊の絵本
いつまでも笑い声いっぱいの仲良し
家族でいましょうね。
2007年3月吉日
山田家一同より
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| 文章なし |
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山田 花子さんのすむ星が
いつまでも美しくありますように
地球はごちそう
村 ひさき 作・絵
クリエイト・グリーティングブック |
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今から46億年前、地球は誕生しました。
40億年前、地球に 最初の命が出現して、
500万年前、地球に ヒトが生まれました。
花子ちゃんは 命を受け継いで 受け継いで、32年前 地球に誕生したのです。
それから32年。
花子ちゃんは地球からごちそうをいただいて、地球にはぐくまれて ここ見附市にくらしています。 |
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地球のごちそう、
それは 太陽のあふれる光。
地球と太陽の間 はるか1億5千万キロメートルを おりてくる無数の金色の線、輝く粒。
花子ちゃんに 降り注ぎ、
花子ちゃんを 包み込み、 |
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花子ちゃん
まぶしい粒々 たっぷり 食べて
体の中から 元気 こぼれる。 |
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もっと 地球のごちそう、
それは 海。
地球の表面70パーセントを覆う 青い水。
やさしいさざ波 大きなうねり。
いだかれるような音と 染まるリズム。
海流は拡がり 潜り 廻り。
花子ちゃん うっすらと 飲みほして 心 さらさらに なっていく。 |
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まだ 地球のごちそう、
それは大地。
深み30キロメートルの 岩石の塊。
土の豊かさ 暖かさ 軟らかさを 添えてどこまでも 強く 支えてくれる。
花子ちゃん じっくり 味わって 静かに 力 満ちてくる。
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つぎの ごちそう、
それは 雲と雨。
絹糸のような 羊のような 巨大な渦巻きのような 幾種もの雲が 高さ20キロメートルまでの 空を飾り 刻々と流れ。やがて 雲の粒は雨の玉に。つらなって 地上に届く。
花子ちゃん 楽しさ 連れて 透明に うるおっていく。 |
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まだまだ ごちそう、
それは き 木 樹。
緑 黄緑 深緑 赤 黄 茶色 黄金色。
丸 三角 とげとげ ぎざぎざ。
大陸の3分の1を占めて 薫放ち 美しい息を生む。
花子ちゃん ぱりぱり 頬ばると 澄んだ気配に 満たされる。 |
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さらに ごちそう、
それは 石と 木の実と はな 花 華。
久しい時の中で つくられた
無数の形 いろいろな模様 不思議な重なり 鮮やかな色。
花子ちゃん 手にとって 見る楽しさ 触れる喜び 教えてもらう。 |
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すばらしい 地球のごちそう。
花子ちゃんも
春子や 夏子や 秋雄も 毎日毎日 おいしくて。
大人が 感動して 子供も うれしくて。
重さ59,700,000,000,000,億トンの 地球だから いつまでも 無限のような 気がした。
でも 人は もう 気づいている。
地球が 痛がっていることを。
泣いていることを。
限りあるごちそうだということを。 |
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だから
花子ちゃんも
春子も 夏子も 秋雄も 地球を大切にする方法を 求めて。
知る姿勢。
感謝の気持ち
無駄にしない行動。
護る態度。
育む行為。
ひとりひとりが できることから ひとつずつ。
思いは集まり きっと 地球に注がれる。 |
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地球が生んでくれた
花子ちゃんの命、
地球が生んでくれた 花子ちゃんの命、人の命は、人の命は、地球がある限り、
その次へ はるか未来へ 伝わっていくべきもの。
人が生まれ出る 何億年も前から 植物も 魚も 虫も 鳥も 動物も あらゆる命が ずっと つながってきたことを 見習って。
宇宙に浮かぶ青い地球は 命をのせた唯一の惑星。
命に満たされてこそ 笑うように輝く星だから。 |
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さあ
つづきのごちそう、
地球のデザートを どうぞ。
地球のデザート それは 虹と雪と雷。
透明七色電飾に うっとり。
冷たさ熱さに すっきり。
轟音静音に びっくり。
花子ちゃん すべての感覚 きわだって 喜び 五体を 駆けめぐる。 |
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こんどの デザート、
それは 月と星。
夜空に流れる 星ぼしのメロディー。
明るく浮かぶ 月の指揮者。
花子ちゃん 瞬きのオーケストラに 耳すます。 |
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さて
地球の飲み物、
川と滝は いかが?
流れが続く 心地よさ。
音の走る 気持ちよさ。
水面の響き きらきらと。
花子ちゃん ゆったり 飲みながら
やさしい 時間 とり戻す。
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最後のごちそう、
それは 大きなごちそう 空気。
目には 見えないけれど 必ずそこに在って 満たしてくれる。
気づくことも 忘れてしまうのに ぐるり地上100キロメートルをくるんで 守ってくれる。
広く 大きく 深く ずっと ずっと いつも。
花子ちゃん
広く 大きく 深く 吸い込んで おいしい おいしいと 幸せになる。 |
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たくさんの 地球のごちそう。
46億年の時を経て この先も 命を紡いでくれる ごちそう。
人は
花子ちゃんも
春子も 夏子も 秋雄も 感謝を込めて いただきます。
地球よ、
ありがとうございます。 |
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地球は ごちそう
村 ひさき 作・絵 |
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