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表紙裏 たろちゃん
きょうりゅうのくにをいく

あなたにおくる おはなしのほん










文章なし







にほん たろう さま

これは あなたのためにとくべつに つくられた おはなしのほんです。


きょうりゅうだいすきの たろちゃんげんきに あそんでね!

2005

おじいちゃん、おばあちゃん
より







たろちゃん さい。
ふとんのなかで、ねがえりをうって ゆっくりとめをあけました。 
でも、すぐにめをつぶりました。
「まさか! ユニコーンのはずがない!」
たろちゃんは いまみたものがしんじられなかったのです。
もういちど おそるおそる めをあけてみました。そのどうぶつは やっぱりいました。「おはよう、
たろちゃん。きょうは きみのねがいごとを きくためにここに やってきたんだよ」ユニコーンは ささやきました。
「・・・えーっと・・・そうだ!
きょうりゅうのこと、 
もっとしりたいんだけど・・・・・」

たろちゃん
は こたえました。







「そんなことなら、まかせといて!これから、きょうりゅうのくにへつれていってあげるよ。 
よういはいい?さぁ、 しっかりつかまって!」
たろちゃんをのせた ユニコーンは、
おおぞらに とびたちました。







たろちゃんとユニコーンがついたのは、 うつくしいみずうみの ほとりです。
とてもおおきなアパトサウルスが、「やあ」 と こえをかけてきました。
「ぼくのからだは、バスよりおおきいでしょ。すきなたべものは、 みどりの はっぱなんだ」
たろちゃんが なまえをきくと「ないんだ」きょうりゅうは かなしそうに こたえました。
「じゃ、なまえをつけてあげる。ミスター・ビッグってどう?」







「ねぇ、みて!あのやま、 ひをふいている!」たろちゃんは、みずうみのむこうを ゆびさしました。
「ああ、あれは かざんだよ。まわりをみてごらん。きょうりゅうのくにには かざんや ぬまやジャングルが、 あちこちにあるんだよ」
「ほんと、すごくあついね」
たろちゃんが いいました。







そこへ、ステゴサウルスが あらわれました。
「みて!せなかのギザギザ!」
たろちゃんは さけびました。
「あれはほねのいたでできてるんだ。
ステゴサウルスは あのギザギザでじぶんのみを まもったり、あそこから たいようのねつをとりいれてからだを あたたかくするのさ」ユニコーンが おしえてくれました。







たろちゃんと ユニコーンは、うすぐらいジャングルへ はいっていきました。
かわったかたちのむしや、いろいろなきょうりゅうがたくさんいました。
あるきまわっていると、とおくからビシャビシャと おおきなおとが きこえてきました。
「あんなに おおきなおとを たてているのはだれだろう?」
たろちゃんはつきとめたくなりました。







そんなに とおくないところで、ティラノサウルスに であいました。
この きょうりゅうは はが おおきくて、がんじょうなうしろあしで たっていました。ふといしっぽが からだのささえに なっています。
「あんなに おおきなおとを たてていたのは、きみだったの!
ちょっとうるさかったから、ノイジィーっていうなまえを つけてあげる!」と、
たろちゃんは いいました。
「いま こんなことをしているなんて、
じろうくんや、さぶちゃんや、よっちゃんにしんじてもらえるかなぁ・・・・・」
たろちゃん
は おもいました。







きがつくと ユニコーンが ないていました。「どうしたの?」たろちゃんが ききました。
「きょうりゅうたちにはなまえをつけてあげたのに、ぼくには つけてくれないんだもん」ユニコーンは しょんぼりしています。
「ごめん、ごめん。そうだ エーリエルなんて どう?」
たろちゃんが いうと「いいね!」ユニコーンが にっこりわらいました。







とつぜん、ねことおなじくらいの おおきさのコンプソグネイサスがたろちゃんたちの よこをかけぬけながら さけびました。
「ぼくに ついてきて! いいもの みせてあげる」
「はやくはしれるから、ライトニングって よんでもいいかい?」と、
たろちゃんは いいながらエーリエルと いっしょに すごいスピードでライトニングのあとを おっていきました。







やすみなく どんどん はしっていくと、ごつごつしたいわが そそりたっていました。ライトニングががけのうえのすをみせてくれました。
なかには テールダクティルスのこどもが3びき いました。
「だれの こども なのかなぁ?」

たろちゃん
は おもいました。







「わたしだよ」というこえが、そらから きこえてテールダクティルスがすがたを あらわしました。
たろちゃんはそらをとべるトカゲがいるなんておもっても みませんでした。
「デッキーという なまえにきめた!」
 と、たろちゃんは おもいました。
デッキーが すに おりてきました。
エーリエルが デッキーとなにか はなしを しています。







エーリエルが たろちゃんに「そろそろいえに かえるじかんだよ」と、いいました。
たろちゃん
、エーリエル そしてテールダクティルスは きょうりゅうのくにをみおろしながら、うつくしいみずうみまでまいもどってきました。
「なにが あるんだろう?」
きょうりゅうたちが テープやふうせんできしべをかざりつけています。
「なにが はじまるの?」

たろちゃん
が きいても、エーリエルは こたえてくれません。







ちじょうに おりたつと、ペントセレープスが あいさつに やってきました。たろちゃんが すばやく かぞえると、ペントセレープスのあたまには つのが 5ほん。「なまえは ペンティーだ!」たろちゃんは きめました。「わたしと いっしょに きてください。あなたを びっくりさせることが あるんです」ペンティーは いいました。








きょうりゅうたちが おおきなケーキをとりかこんで います。
「だれのケーキなの?」
たろちゃん、きみのだよ!」
きょうりゅうたちが こえをそろえていいました。エーリエルと きょうりゅうたちは、
たろちゃんがいえに かえるじかんに なったことをしっていたのです。
だから みんなは 
たろちゃんにじぶんたちの くにで すごしたきょうのことを おぼえていてほしくてパーティーを することにしたのでした。







パーティーが おわると ティラノサウルスのノイジーが いいました。
たろちゃん ざんねんだけどもうみつけしに かえるじかんだよ」
たろちゃん
は、まだかえりたくありません。
でも
 じろうくんや、さぶちゃんや、よっちゃんがしんぱいするし、みんなに きょうりゅうの くにでの ぼうけんをはなしたくて たまりませんでした。







たろちゃんを いえまで おくってくれたエーリエルが、いいました。「きみと いっしょで ぼくも たのしかったよ」
たろちゃん
の へやにもらったケーキが ひとつと、ともだちになったきょうりゅうたちのサインのはいったカードが ありました。
「このケーキを
じろうくんや、さぶちゃんや、よっちゃんといっしょに たべて、この ぼうけんの はなしをするね。さよなら エーリエル。
ぼくの ねがいを きいてくれてほんとうに ありがとう」
 







たろちゃん

ユニコーンにあったら おねがいしたいこと




















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