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| 表紙裏 |
たろちゃん
きょうりゅうのくにをいく
あなたにおくる おはなしのほん
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| 文章なし |
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にほん たろう さま
これは あなたのためにとくべつに つくられた おはなしのほんです。
きょうりゅうだいすきの たろちゃんげんきに あそんでね!
2005年7月吉日
おじいちゃん、おばあちゃんより
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たろちゃんは 7さい。
ふとんのなかで、ねがえりをうって ゆっくりとめをあけました。
でも、すぐにめをつぶりました。
「まさか! ユニコーンのはずがない!」たろちゃんは いまみたものがしんじられなかったのです。
もういちど おそるおそる めをあけてみました。そのどうぶつは やっぱりいました。「おはよう、たろちゃん。きょうは きみのねがいごとを きくためにここに やってきたんだよ」ユニコーンは ささやきました。
「・・・えーっと・・・そうだ!
きょうりゅうのこと、
もっとしりたいんだけど・・・・・」
たろちゃんは こたえました。 |
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「そんなことなら、まかせといて!これから、きょうりゅうのくにへつれていってあげるよ。
よういはいい?さぁ、 しっかりつかまって!」たろちゃんをのせた ユニコーンは、
おおぞらに とびたちました。 |
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たろちゃんとユニコーンがついたのは、 うつくしいみずうみの ほとりです。
とてもおおきなアパトサウルスが、「やあ」 と こえをかけてきました。
「ぼくのからだは、バスよりおおきいでしょ。すきなたべものは、 みどりの はっぱなんだ」たろちゃんが なまえをきくと「ないんだ」きょうりゅうは かなしそうに こたえました。
「じゃ、なまえをつけてあげる。ミスター・ビッグってどう?」 |
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「ねぇ、みて!あのやま、 ひをふいている!」たろちゃんは、みずうみのむこうを ゆびさしました。
「ああ、あれは かざんだよ。まわりをみてごらん。きょうりゅうのくにには かざんや ぬまやジャングルが、 あちこちにあるんだよ」
「ほんと、すごくあついね」たろちゃんが いいました。 |
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そこへ、ステゴサウルスが あらわれました。
「みて!せなかのギザギザ!」たろちゃんは さけびました。
「あれはほねのいたでできてるんだ。
ステゴサウルスは あのギザギザでじぶんのみを まもったり、あそこから たいようのねつをとりいれてからだを あたたかくするのさ」ユニコーンが おしえてくれました。 |
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たろちゃんと ユニコーンは、うすぐらいジャングルへ はいっていきました。
かわったかたちのむしや、いろいろなきょうりゅうがたくさんいました。
あるきまわっていると、とおくからビシャビシャと おおきなおとが きこえてきました。
「あんなに おおきなおとを たてているのはだれだろう?」たろちゃんはつきとめたくなりました。 |
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そんなに とおくないところで、ティラノサウルスに であいました。
この きょうりゅうは はが おおきくて、がんじょうなうしろあしで たっていました。ふといしっぽが からだのささえに なっています。
「あんなに おおきなおとを たてていたのは、きみだったの!
ちょっとうるさかったから、ノイジィーっていうなまえを つけてあげる!」と、たろちゃんは いいました。
「いま こんなことをしているなんて、じろうくんや、さぶちゃんや、よっちゃんにしんじてもらえるかなぁ・・・・・」
たろちゃんは おもいました。 |
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きがつくと ユニコーンが ないていました。「どうしたの?」たろちゃんが ききました。
「きょうりゅうたちにはなまえをつけてあげたのに、ぼくには つけてくれないんだもん」ユニコーンは しょんぼりしています。
「ごめん、ごめん。そうだ エーリエルなんて どう?」たろちゃんが いうと「いいね!」ユニコーンが にっこりわらいました。 |
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とつぜん、ねことおなじくらいの おおきさのコンプソグネイサスがたろちゃんたちの よこをかけぬけながら さけびました。
「ぼくに ついてきて! いいもの みせてあげる」
「はやくはしれるから、ライトニングって よんでもいいかい?」と、たろちゃんは いいながらエーリエルと いっしょに すごいスピードでライトニングのあとを
おっていきました。 |
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やすみなく どんどん はしっていくと、ごつごつしたいわが そそりたっていました。ライトニングががけのうえのすをみせてくれました。
なかには テールダクティルスのこどもが3びき いました。
「だれの こども なのかなぁ?」
たろちゃんは おもいました。 |
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「わたしだよ」というこえが、そらから きこえてテールダクティルスがすがたを あらわしました。
たろちゃんはそらをとべるトカゲがいるなんておもっても みませんでした。
「デッキーという なまえにきめた!」 と、たろちゃんは おもいました。
デッキーが すに おりてきました。
エーリエルが デッキーとなにか はなしを しています。 |
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エーリエルが たろちゃんに「そろそろいえに かえるじかんだよ」と、いいました。
たろちゃん、エーリエル そしてテールダクティルスは きょうりゅうのくにをみおろしながら、うつくしいみずうみまでまいもどってきました。
「なにが あるんだろう?」
きょうりゅうたちが テープやふうせんできしべをかざりつけています。
「なにが はじまるの?」
たろちゃんが きいても、エーリエルは こたえてくれません。 |
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| ちじょうに おりたつと、ペントセレープスが あいさつに やってきました。たろちゃんが すばやく かぞえると、ペントセレープスのあたまには つのが 5ほん。「なまえは ペンティーだ!」たろちゃんは きめました。「わたしと いっしょに きてください。あなたを びっくりさせることが あるんです」ペンティーは いいました。 |
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きょうりゅうたちが おおきなケーキをとりかこんで います。
「だれのケーキなの?」
「たろちゃん、きみのだよ!」
きょうりゅうたちが こえをそろえていいました。エーリエルと きょうりゅうたちは、たろちゃんがいえに かえるじかんに なったことをしっていたのです。
だから みんなは たろちゃんにじぶんたちの くにで すごしたきょうのことを おぼえていてほしくてパーティーを することにしたのでした。 |
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パーティーが おわると ティラノサウルスのノイジーが いいました。
「たろちゃん ざんねんだけどもうみつけしに かえるじかんだよ」
たろちゃんは、まだかえりたくありません。
でも じろうくんや、さぶちゃんや、よっちゃんがしんぱいするし、みんなに きょうりゅうの くにでの ぼうけんをはなしたくて たまりませんでした。 |
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たろちゃんを いえまで おくってくれたエーリエルが、いいました。「きみと いっしょで
ぼくも たのしかったよ」
たろちゃんの へやにもらったケーキが ひとつと、ともだちになったきょうりゅうたちのサインのはいったカードが ありました。
「このケーキをじろうくんや、さぶちゃんや、よっちゃんといっしょに たべて、この ぼうけんの はなしをするね。さよなら エーリエル。
ぼくの ねがいを きいてくれてほんとうに ありがとう」 |
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たろちゃんが
ユニコーンにあったら おねがいしたいこと
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