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| 裏表紙 |
はなの
びっくりたんじょうび
あなたにおくる おはなしのほん
カレン・M・ヘフティ作
あき よしこ訳
ヴァレリー・ウェブ画
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びっくり誕生日(子供用)
カレン・M・ヘフティ作/あき よしこ訳
発行所 ブックハンド
新潟県見附市元町2−5−16
電話 0258-62-7470 FAX 0258-62-7470 |
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にほん はなこさま
おたんじょうび おめでとう!
これは あなたのために
とくべつに つくられた おはなしのほんです。
えがおのたえない
すてきな はなで いてください。
2005年12月10日
パパとママより |
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はなは うれしくて
なにをしても おちつきませんでした。
まちにまったひが、 ついにやってくるのです!
みつけしの みんなに 12月10日というひを
おぼえていてほしいと おもっていました。
このひ はなは
11さいに なるのです! |
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はなは ずっとまえから
おたんじょうかいの ことを かんがえていました。
「わたしの おたんじょうびは
ほんとうにくるのかな?」
おたんじょうかいには たくさんのおともだちに
きてもらいたいと おもっていました。
「ゆりちゃん、 すずちゃん、 ひまちゃんには
ぜったいに きてもらいたいな。
そうしたらこんどの おたんじょうかいは
さいこうだ!」 |
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たんじょうびの まえのよる
はなは
すてきな ゆめを みました。
おたんじょうかいの ために おしゃれをして
おおいなへやの まんなかに ひとりで
たっている ゆめです。
そのへやには いろのちがうドアが ありました。
はなは
10この まほうのかぎが ついた かぎのわを
もっていました。
かぎのいろは ドアのいろと
おなじ くみあわせでした。 |
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でも ひとつのドアだけ
おなじいろの かぎが ありません。
そのドアは とてもきれいな にじいろです。
「どうやって このへやに はいるのかな?
にじいろの かぎもないし、
ドアのとってだって ついてないし、
どうしたらいいのかな・・・・・ そうだ!
すずちゃんや、ゆりちゃんや、ひまちゃんに
きいてみよう!」 |
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はなは あおのドアを
あけようと おもいました。
あおいかぎを かぎあなに さしこんで
ゆっくりと ドアを おしあけると・・・・・
そこには かぞえきれないくらい たくさんの
ふうせんが ゆらりゆらりと ゆれていました。
おおきいの ちいさいの まるいの ながいの
くねくねしたのや おかしなかたちの ふうせんも
あります。
はなは うかれて
ふうせんを つつきながら
あるきまわりました。
なかには いままで みたこともないほど おおきい
まっさおな ふうせんも ありました。 |
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あおのへやを みおわって、 はなは
しろいかぎで ドアをあけて、
そっと しろいへやに はいってみました。
そこには バースデー・ケーキが
いくつもいくつも ならんでいました。
ちいさいのや フルーツのケーキも あって、
はな ひとりでは
とても たべきれそうに ありません。
いちばん おいしそうなのは 10だんがさねの
しろいケーキでした。
「ゆりちゃんや、すずちゃんや、ひまちゃんも きっと
いっしょに このケーキを たべたがるだろうなと
はなは おもいました。 |
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さくらんぼのような あかいかぎで
つぎの ドアをあけると、
はなは びっくりして
ひっくりかえりそうに なりました。
めのまえに とけかかった ちょうとくだいの
アイスクリームが そびえたって いたのです!
さくらんぼと ナッツがはいっていて
ホイップクリームも たっぷり、
シロップもかかっています。
「アイスクリームの やまを すべりおりたら、
たのしいだろうな。
ほんとうに おいしそう・・・・・はやく たべたいな!」
はなは いいました。 |
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つぎは オレンジいろの へやに いってみました。
ドアをあけると はなは
おもわず くすくす わらってしまいました。
だって、おもしろい かっこうをした ピエロが
40にんも いたんです。
どのピエロも かみのけの いろは オレンジいろ!
ふとっちょのピエロ、やせたピエロ、
たのしそうなピエロ、なきがおのピエロも います。
てじなを したり、とんだり はねたりしている
ピエロも いました。
はなは わらいすぎて、
なみだが でてきました。 |
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ゆめのなかの みどりのへやは、
プレゼントが つまりすぎていて
はなが ドアを
あけようとしても なかなか あきませんでした。
ゆりちゃんや、 すずちゃんや、 ひまちゃんからの
プレゼントはどれかなぁ。
「このなかに たんじょうびに ほしいと
おもっていたものが あるといいけど・・・
あのみどりのはこが そうかな!?
あけてみようかな?」
はなは
まよいましたが、おたんじょうかいまで
まつことにして、つぎのへやを
のぞいてみることに しました。 |
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ピカピカに かがやいている きんいろのドアを
あけた はなは
とびあがりました!
へやじゅう のりものだらけ。
まんなかにはきれいな きんいろの
メリーゴーランド!
きんいろのくらを つけたポニーや かんらんしゃ、
でんしゃや じどうしゃの おもちゃも ありました。 |
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ピンクのかぎで あけた へやは、
ピンクいろの あめが いっぱいでした。
「わあ、すごい!」
はなは さけびました。
「こんな いいゆめ はじめて!」
ぼうつきの ペロペロキャンディー、
ほそながいペパーミントキャンディー、かたいの、
やわらかいの、 チョコレートがついたもの・・・
あめ、 あめ、 あめ、 あめだらけです。
はなは おもいました。
「このあめは
ゆりちゃんや、すずちゃんや、ひまちゃんと
わけることに しよーっと!」 |
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ちゃいろのドアの へやは、いろいろな
ぬいぐるみで いっぱいでした。
はなは
かわいくて ふかふかした ちゃいろの くまを
だっこしてみたいとおもいました。
はなより
せのたかい ほんものそっくりの きりんや、
かたてにのるくらい ちいさい ぬいぐるみも
いました。
「このぬいぐるみたちを みんな じぶんのへやに
つれていきたいな。
でも ベッドが どこだか
わからなくなったら、たいへんだ!」
ちょっと こまってしまった
はなです。 |
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きいろのドアを はなが
あけると、 そこには おもしろそうな ゲームが
たくさんありました。
ロバのしっぽのふくわらい、 おはじき、おてだま、
りんごのヨーヨーつり、わなげや
いすとりゲームのいす・・・
はなは どのあそびから
はじめればいいのか、なやんでしまいました。 |
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さいごのかぎは ぎんいろの かぎです。
はなは
ぎんいろの へやのドアを あけました。
へやが いろんないろの テープで
かざられています。
そこには、おたんじょうかいに つかうものが
ぜんぶ そろっていました。
おさら、コップ、ナプキン、フォーク、
スプーン、ぎんのふえや、すず、ラッパ・・・
たんじょうかいに きてくれたみんなに
よろこんでもらえそうなものが なんでもありました。 |
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はなは まだ
ゆめのなかです。
にじいろの ドアのまえに たっているのに、
やっぱり かぎが ありません。
かがみこんで かぎあなから なかを のぞいた
はなは びっくりしました。
「ここなら おたんじょうかいが すぐに
はじめられる!」
そこには ほかのへやで みたものが
ぜんぶ ありました。
でも、へやには だれもいません。
はなは すごく
かなしくなって、つぶやきました。
「ひとりだけの おたんじょうかいなんて
たのしくないよ」 |
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ちょうど そのとき めがさめました。
はなが きがえて
いそいで だいどころに いくと、
ゆめでみた にじいろの へやと
おなじかざりつけが してあります!
「おたんじょうび おめでとう!」
みんなのこえが しました。
はなが ふりかえると
ゆりちゃんも、すずちゃんも、ひまちゃんも います。
「わー、 びっくりした!
でも さいこうのたんじょうかいだ!
みんな ほんとうに ありがとう!」 |
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はなの
おたんじょうかいに きてくれたひと
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